アートディレクターの世界でいま一番ホットな佐藤可士和氏のスピーチを聞く機会があった。
佐藤可士和氏は、幼稚園からユニクロの世界展開のプロデュースまで、幅広く手がけている。
さらに彼の書籍「超整理術」はベストセラー。
佐藤可士和氏がどのようにクリエイティブ力を発揮するのか、彼のスピーチの中から、以下のステップを踏んでいると感じた。
1.まずは相手(クライエント)の話をじっくり聴く。
その話の中から
・ その人が何をやりたいのか
・ 何を求めているのか
・ その人が抱いているイメージ、夢
等を聴きだす。
2.それを自分の中で整理して、本質は何かと とことんつきつめて考える。
3.その本質を中核にして、新しいアイデアやソリューションをひねり出す。
4.新しいアイデアがひらめくのは、外部からの刺激(人と会ったり、本を読んだり)が触媒となることが多い。
5.アイデアやソリューションは未完成の段階でも、言葉にして口に出したり、ビジュアルにする。 するとさらに足りないものが見えてくる。
佐藤可士和氏の卓越したクリエイティブ力を表現するとしたら、「聴く」 ということと 「本質をつかむ」こと。
非常に説得力のあるスピーチだった。
2009年1月19日月曜日
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