2010年3月4日木曜日

プレッシャーを楽しむ

冬季オリンピックが終わった。 
オリンピック選手は本人のみならず、周りからも、国からも 期待される。
とてつもまく大きなプレッシャーを受ける。一流選手の中で、メダルがとれた人、期待されながらとれなかった人。
この差は何だろう。
自分自身の中で、プレッシャーをどう扱ってるかに 関係しているのではないだろうか?

フィギュアのキム・ヨナ選手は、オリンピック本番ではプレッシャーを楽しんでいるように感じた。 
彼女にとって、多分プレッシャーは心のサプリメント。 
本番の試合モードに身体を仕上げていくためには、欠かせない材料に違いない。

日米の少年野球を昔、観戦していた時の事を思い出す。
米国人の子供がエラーをした。
応援していた米国人親は 「Nice Try ! 」、「Don't Mind」と声をかけた。
ランナー満塁で、日本人の子供が三振をした。
日本人の親は「ダメじゃないか」、「おまえは、いつも肝心なところで、ダメなんだから」、「次は三振するなよよ」という声をかけた。

プレッシャーにも プラスになるプレッシャーと マイナスになるプレッシャーがある。
自分自身で、プラスになるプレッシャーを掛けられるようになれば、プレッシャーを楽しんで競技ができるようになるかも知れない。