2010年2月17日水曜日

アーカイブ(その2):12月の作品展から


水彩画展 ~ワインのある風景~で展示した一部です。
カリフォルニア州NAPA, SONOMAのワイナリー を
訪れた時の思い出水彩画
開催日: 2009年 12月11日(金)~12月13日(日)
場所:   ギャラリー 南青山  SPACEKIDS














アーカイブ(その1):12月の作品展から






水彩画展 ~ワインのある風景~で展示した一部です。

カリフォルニア州NAPA, SONOMAのワイナリー を
訪れた時の思い出水彩画
開催日: 2009年 12月11日(金)~12月13日(日)
場所:   ギャラリー 南青山  SPACEKIDS

2010年2月12日金曜日

未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである ~ Dr. Alan Kay ~

子どもは大人のような既成概念があまり出来ていない分、プリミティブで、一見突拍子も無いような行動をする。しかし、そこには人間が本来持っている特性が現れ、私たちに新たな発見をさせてくれる。

そのような子どもの不思議な行動を分析することで、優れたインタフェースデザインを提案するヒントを得ることができる。

1986年 Apple Fellow だった Dr. Alan Kay は、私を 米国LA にある小学校に連れて行ってくれた。 その小学校は Open Charter School (研究開発のための公立校)。

Dr. Alan Kay は Apple の将来を研究開発していた。 
Apple の将来とは 優れた User Interface を持つ未来のインテリジェンス・デバイス 。

小学校の教室には、工作・理科・社会の模型や道具が置かれていた。 
子供たちは、遊びながら、実験や物作りをする。 
ちらかす・かたづける・こわす・なおす。 
その過程をビデオに撮り、子供たちの動き・しぐさ・行動をつぶさに分析する。

「子供たちの動きをを通じて、人間本来の自然な動きを観ることができる」
「ユーザー・インターフェースの原点は、子供の行動にある」 
というのが Dr. Alan Kay の研究理念の基本だった。 

当時 ”スティーブ” というのがニックネーム(ファースト・ネームがススム だったので)の私に、Dr. Alan Kay はこう言った。
「スティーブ。 Macintosh は、さらに発展するよ。 マニュアルなしで、子供でも、大人でも 誰もが すぐに使えるインテリジェンス・デバイス を Apple はめざす」

それから 24年。 iPhone が生まれ、そして iPad が開発された。

The best way to predict the future is to invent it.

「未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである 」
~ Dr. Alan Kay ~