2009年12月7日月曜日

水彩スケッチ作品展のご案内

『新堀 進』作品展
~ワインのある風景~

カリフォルニア州 NAPA, SONOMAのワイナリー を訪れた時の思い出水彩画スケッチです。

期日: 2009年12月11日(金)-13日(日)     
正午 ~ 20:00
会場: ギャラリー SPACEKIDS スペースキッズ     
〒107-0062 東京都港区南青山2-7-9     
Tel 03-3423-2092

アクセス:
地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線 「青山一丁目」下車 徒歩6分。
3番・5番出口を出て青山通りを渋谷方面に。 左側POLAビル(1階 外車展示)の角を左折し正面の一軒家の左裏がギャラリーです。

なお、会場では水彩絵のポストカードが販売され、収益はIEO国際交流団体を通じて 恵まれない子供たちを救う基金に寄付される予定です。 

作品展に関する連絡先: ご希望の方には、作品展ご案内はがき(会場地図付き)をお送りいたします。新堀 進 まで080-5009-3902 または s.shinbori@gmail.com

*詳細は
http://homepage1.nifty.com/spacekids/shinbori.html

2009年8月22日土曜日

キャリアを考えるに当たり

職業がらキャリア形成の相談受ける。 「自分のキャリアを今後どうしたらよいでしょうか?」 という相談だ。

相談にのっていて、一番うまくいかないケースは 「自分が出来ること、自分のもっているスキルを中心に考える」ことである。 「自分はこれができます。世の中のこの仕事の年収はこのレベルだから、私は年収最低これくらいもらいたい。」 と主張する人がいる。こういう場合は、一旦仕事がみつかっても、結果としてうまくいかない。

「考えていた仕事とはちがう」とか、「やりがいがない」とか、の結末になってしまうことが多い。必要なのは、「自分は何をしたいのか」 である。 「 自分は本当はこういう仕事をしたい」、「将来なりたい姿があって、その過程でこんな仕事につきたい」 と考えている人の方がうまくいく。

登山をする時のことを考えよう。登山に必要な道具を持っていて、使い方がわかっている人が、登山に成功するとは限らない。そいう人よりは、「山に行きたい、山頂まで登ってみたい」という目標や意欲のある人の方が、登山に成功する確率はたかい。 使い方の知らない道具があれば、学べばよい。

視点を変えよう。「自分のもっているスキル」は一度横においておく。その上で、「自分のやってみたいこと」を中心に考えてみる。すると制約がなくなり、世界は広がる。 仕事の選択範囲も広がる。足りないスキルがあれば、学べば良い。人生 いくつになっても 学ぶチャンスはある。 

2009年8月7日金曜日

すてる勇気、選択する知恵

毎日の通勤にiPodを聞いている。 音楽をはじめ、PodCastで英語ニュース、ラジオ番組。 いつでもどこでも聞けるのでとても便利だ。 もちろん週末のジョギングにも。 走るときは、モトローラのワイヤレス・ヘッドセットを使っている。
ジョギングを始めた35年前は、カセットテープの Walkman だった。

オーディオ世界は、テープから、CDへ、そして今は ICメモリに変わった。 昔ソニーに勤めていた当時、ちょうどWalkmanがテープからCDに移行しようとしていた。 テープのアナログ技術からCDのデジタル技術への移行だ。 社内では部長が 「いつまでも ヒモ(テープのこと) のような生活をしているな」 とよく言っていた。 

アナログはそれなりの良さがある。 しかし、デジタルの方が、操作性も容量も圧倒的に優れている。  

ソニーはテープからCDへの切替はうまく移行できたが、中々CDを捨てられなかった。 片や アップルはICメモリーを用いての iPod をマーケットに出した。 製品は大ヒットし、傾きかけた会社を見事に再生させた。 

人間の細胞も毎日、分裂・再生し、入れ替えわっている。 6年で身体のすべての細胞が入れ替わってしまうという。 だから人間は生きていられるのだ。

毎日の生活の中で、古い物を捨てるには勇気がいる。 新しいものを選ぶには知恵がいる。
企業も、我々人間も、捨てる勇気、選択する知恵が必要だ。

2009年8月5日水曜日

大きい目標、小さい目標

若い人達と話す機会が時々ある。「今の自分には目標がない」とか、「何を目標にしたら良いか、判らない」 という人が結構いる。

現在のような混沌とした時代には、将来の目標を明確にできなかったり、自分の目標を見失いがちだ。はっきりした将来の目標を持っている人の方が少ないかもしれない。

大きい目標を持とうとすると、いろいろ考えて難しくなる。こういう時は、目の前の小さな目標を立てて、実行しよう。

例えば、
・週に3回早起きして散歩にいく 
・本を月に5冊読む
・ヨガのクラスに週に一度通う
・一日1回は、何か良いことをする
  (お年寄りに席を譲る、道のゴミを拾う、街で道がわからなそうな人に声をかける、とか。)

3ヵ月きちっと実践し続けると、不思議に先のもやもやが晴れてくる。
新しい世界が見えて、自分のやりたいことが見えてくる。

2009年3月6日金曜日

不況を楽しんで仕事をしよう!

先日ある企業で仕事をしている若い元気いっぱいの女性社員と話をする機会があった。

彼女が所属しているチームでは「不況を楽しんで仕事をしよう!」というのが、いまチーム・スローガンなんだそうだ。

5年先になって、現在を振り返り、「あのころは不況でたいへんだったけど、楽しかったよな!」というような思い出をつくろう とチーム内で話をしてるとのこと。

そう考えると、不況でも心は落ち込まずに、楽しく仕事ができそうだ!!

2009年1月19日月曜日

アートディレクター佐藤可士和氏の卓越したクリエイティブ力はどこから?

アートディレクターの世界でいま一番ホットな佐藤可士和氏のスピーチを聞く機会があった。
佐藤可士和氏は、幼稚園からユニクロの世界展開のプロデュースまで、幅広く手がけている。
さらに彼の書籍「超整理術」はベストセラー。 

佐藤可士和氏がどのようにクリエイティブ力を発揮するのか、彼のスピーチの中から、以下のステップを踏んでいると感じた。

1.まずは相手(クライエント)の話をじっくり聴く。
  その話の中から
   ・ その人が何をやりたいのか
   ・ 何を求めているのか
   ・ その人が抱いているイメージ、夢 
等を聴きだす。

2.それを自分の中で整理して、本質は何かと とことんつきつめて考える。

3.その本質を中核にして、新しいアイデアやソリューションをひねり出す。

4.新しいアイデアがひらめくのは、外部からの刺激(人と会ったり、本を読んだり)が触媒となることが多い。

5.アイデアやソリューションは未完成の段階でも、言葉にして口に出したり、ビジュアルにする。 するとさらに足りないものが見えてくる。

佐藤可士和氏の卓越したクリエイティブ力を表現するとしたら、「聴く」 ということと 「本質をつかむ」こと。
非常に説得力のあるスピーチだった。

2009年1月5日月曜日

新年のご挨拶


明けましておめでとうございます。
今年が、みなさまにとって素晴らしくわくわくする年になりますように。

写真は、井の頭公園で迎えた初日の出です。

例年は高尾山に登ってご来光を迎えるのですが、今年は足カカトをちょっと痛めてしまい、近場ですませていただきました。

おだやかな3日間お正月をおくり、今日から仕事はじめを迎えました。

毎日、厳しいニュースばかりですが、
こんなときこそ、視点を変えて、
「感謝」「笑顔」「ふれ合い」「小さな幸せ」
をあらためて思っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2009年1月5日